大谷翔平の「打球が速すぎた…」 歓喜のはずが…ため息に変わった“悲劇”
大谷は3回に中越え二塁打、フレッチャーは一塁から本塁狙うもアウトに
■アスレチックス 4ー1 エンゼルス(日本時間20日・オークランド)
エンゼルス・大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、敵地・アスレチックス戦に「2番・投手」で出場。投球では6回8奪三振3安打無失点。降板後は右翼の守備に就き、8回守備で退いた。打撃は4打数1安打。3回2死一塁で迎えた第2打席で中越え弾丸二塁打を放ったが、本塁を狙った一塁走者は憤死。地元放送局は「ショウヘイの打球が速すぎた」と伝えている。
両軍無得点で迎えた第2打席、大谷は中堅へ鋭い打球を飛ばした。中堅手はフェンスに跳ね返ったところで捕球。一塁走者のフレッチャーは一気に本塁を狙ったが、本塁でアウトになった。エンゼルスはチャレンジしたが、判定は覆らず。速度115.9マイル(約187キロ)の強烈な打球だった。
エンゼルスの地元放送局「バリースポーツ・ウエスト」で実況を務めるマット・バスガージアン氏は「今季彼が放った中でもトップレベルの速さでした。ほとんど116マイルでした。ショウヘイの打球が速すぎたために、フレッチャーは塁を回るも生還できなかったと、誰もが主張できそうですね」と語った。大谷の打球が速すぎるが故に奪えなかった先制点。エンゼルスにとっては何とも皮肉な結果になってしまった。
(Full-Count編集部)