鷹の新助っ人アルバレスが二刀流に色気「やりたい」 最速157キロ、BC茨城で2試合登板
「いつか日本でやりたい気持ちがあった。それが実現したので嬉しさとワクワクがある」
ソフトバンクの新戦力としてルートインBCリーグの茨城から加入したダリエル・アルバレス外野手が23日、本拠地PayPayドームで入団会見を行った。オリオールズでメジャー経験もある新助っ人は「いつか日本でやりたい気持ちがあった。それが実現したので嬉しさとワクワクがある」と意気込みを語った。
キューバ出身のアルバレスは32歳。2015年にオリオールズでメジャーデビューを果たし、通算14試合に出場。2015年、2016年の2年間で打率.250、1本塁打1打点の成績を残した。その後、メキシカンリーグでプレーし、今季から茨城へ加入し、23試合で打率.308、6本塁打18打点の成績をマークしていた。
この日初めてソフトバンクのユニホームに袖を通したアルバレスは「率直にこのユニホームを着られていることが嬉しい。自分が望んでいたことなので、それが実現して嬉しい」と喜びを口にした。以前からデスパイネとは深い親交があり「アメリカにいる時から連絡していた。決まった時は1番にデスパイネに報告したよ」という。
アルバレスは最速157キロを誇る二刀流選手でもあり、茨城でも2試合に登板して2回を無失点に抑えている。NPBでの登板に「やりたい気持ちはあります」と色気を見せつつも「1番は打つことが大事。チームが勝つことが大事」と語っていた。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)