大谷翔平封じは「狙い通り」 7回3失点力投の前田健太を指揮官は高評価
前田は大谷を三振、二ゴロ、三振に封じた
■エンゼルス 3ー2 ツインズ(日本時間23日・ミネソタ)
ツインズの前田健太投手は22日(日本時間23日)、本拠地でのエンゼルス戦に先発。7回を7安打6奪三振3失点と好投したが、4敗目(4勝)を喫した。2点リードの5回、メイフィールドに痛恨の逆転3ランを浴びた。しかし、大谷翔平との日本勢対決は3打数無安打2奪三振と“完勝”。ツインズのロッコ・バルデリ監督は右腕の投球を「目を見張るものだった」と称えた。
メイフィールドには痛恨の一発を浴びた5回を除けば、危なげない内容。今季最長の7回を投げた前田を指揮官は「本当に本当にナイスなケンタの登板だった。彼が最近いかに良い投球をしているかをこの前も話したが、今日もその通りの投球だった。目を見張るものだった」と高く評価した。
両リーグ最多の34本塁打を放っている大谷を空振り三振、二ゴロ、空振り三振に封じた。試合前から注目されていた日本勢対決をバルデリ監督も興味深く見つめていたようだ。
「みんながこのマッチアップについて話をしていることは知っていたが、彼(前田)はうまく球種を組み合わせていた。彼はいつも集中しているが、このマッチアップには特に集中していたように思う。彼は狙い通りにオオタニのタイミングをうまく外していた。良い仕事をしていたよ」。大谷を手玉に取った右腕に賛辞を送っていた。