「キラキラしてカッコいい」 侍ジャパンの最年少・平良が“金ミット”を持ち込んだ訳

「何人歩かせてもいいので絶対に0で帰ってきたい」

 今季ペナントレースでは、藤川球児氏(元阪神)が保持していた日本記録を更新する「39試合連続無失点」を達成。チームでの役割も従来のセットアッパーから、5月に不振で2軍落ちした増田に代わりクローザーへ昇格した。侍ジャパンでの役割は未定だが、「いずれにしても1イニングを投げることになるので、0点に抑えて帰ってくるだけだと思います。(四球で)何人歩かせてもいいので絶対に0で帰ってきたい」と語ったあたりは“ミスター0”の矜持だろう。

 一方で、金色の特製キャッチャーミットを強化合宿に持ち込み、キャッチボールで使用。「金メダルの金です。金メダルを目指して頑張ります。キラキラしてカッコイイです」と照れながら説明する。なぜキャッチャーミットなのかというと「(侍ジャパンの)ピッチャーの球は速いので、手が痛くならないように」。なんともユニークな感性である。

 どんな環境でも揺るがないマイペース。侍ジャパン招集後、「早速忘れ物とかしていた」と西武の同僚でもある源田らをハラハラさせているが、ペントレース同様慌てず騒がず、相手を一刀両断してくれそうだ。

【写真】ビカビカ金色の特注キャッチャーミットで練習する侍ジャパン・平良海馬の様子

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