盛岡大付が4年ぶり11度目の夏甲子園 金子が大会記録の5戦5発、宿敵・花巻東を破る

盛岡大付が花巻東を破り、4年ぶり11度目の夏甲子園出場を決めた【写真:川村虎大】
盛岡大付が花巻東を破り、4年ぶり11度目の夏甲子園出場を決めた【写真:川村虎大】

同点の8回に一挙5得点、花巻東の3大会連続出場を阻止

 全国高校野球選手権岩手大会決勝が24日、岩手県営球場で行われ、盛岡大付が花巻東を9-4で破り、2017年以来4年ぶり11度目の夏の甲子園出場を決めた。花巻東は終盤に力尽き、3大会連続出場はならなかった。

 盛岡大付は1回2死から3番・金子京介内野手(3年)の5試合連続本塁打などで2点を先制。3回にも1点を追加して点差を広げた。

 その後同点に追いつかれたが8回にビッグイニングが訪れた。無死満塁から渡邊翔真投手(3年)が勝ち越しの右前適時打を放つと、右翼手が後逸。走者3人が一気に生還した。さらに適時打と金子の犠飛でこの回5点を挙げて、花巻東を突き放した。

 盛岡大付の甲子園出場は2017年大会以来4年ぶり11度目。金子の1大会5本塁打は大会記録で、高校通算56本塁打とした。伝統の強打を武器に勇躍、聖地に乗り込む。

(川村虎大 / Kodai Kawamura)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY