江東ライオンズが連覇かけ決勝へ、相手は福岡小郡 ポニーリーグ全日本選手権

江東ライオンズ・住吉健太郎【写真:小林靖】
江東ライオンズ・住吉健太郎【写真:小林靖】

今大会初登板の住吉健太郎が先発して好投「上手くつなげるように」

■江東ライオンズ9-1小平ポニーズ

 ポニーリーグ(中学硬式野球)の第47回全日本選手権は24日、準々決勝と準決勝を行った。連覇がかかる江東ライオンズは9-1で小平ポニーズを破り決勝進出。25日午前に行われる決勝では、福岡小郡ポニーと対戦する。

 江東ライオンズはこの日、準決勝で市原ポニーを9-3で撃破。3時間ほど開けて臨んだ準決勝でも、この大会勢いに乗る小平ポニーズを寄せ付けなかった。

 打線は初回1死一、二塁から「4番・捕手」の西鍛冶玄太(3年)が左前に適時打を放ち先制。2回にも相手ボークで加点すると、5回には4本の長短打に四球も絡み、一挙5点を奪って勝負を決めた。

 投手陣は先発した住吉健太郎(3年)が2イニング連続で3人ずつで終える絶好の立ち上がり。3回まで被安打0、1失点の好投でチームを勢いづけた。2番手の伊藤陸人(3年)も4回無失点で続いた。

 住吉はこの大会初登板。同時にこの試合のキーマンだった。相手の小平は、準々決勝の佐賀ビクトリーズ戦、準決勝の埼北ウィンズ戦といい勝ち方で勢いに乗るチーム。若林達也監督は「勢いを止めないといけないと思って、住吉に行ってもらいました」と狙いを口にし、住吉も「初めての登板でしたけど、後ろの投手に上手くつなげるようにと思っていた」と心得たものだ。

 いよいよ連覇のかかる決勝戦。住吉は「少し前にジャイアンツカップの予選で負けて、あとは全日本での連覇しかないと頑張ってきました」。中学最後の夏を、最高の結果で終えてみせる。

(Full-Count編集部)

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