ロッテ井口監督が「彼の存在はデカい」と期待 後半戦の鍵を握る男の起用法とは?

ロッテ・藤原恭大【写真:荒川祐史】
ロッテ・藤原恭大【写真:荒川祐史】

後半戦は戦力をフル活用「全員が束になって、相手に立ち向かっていくチーム」

 7月といえば、夏の甲子園出場をかけた地方大会真っ盛りです。先日も千葉県大会決勝の熱戦をテレビ観戦しました。母校の國學院久我山高の応援にも行きたかったのですが、緊急事態宣言下ということもあり、今年はテレビの前からエールを送ります。

 僕らの時代はアマチュア選手にとっての最高峰が五輪でしたが、高校球児にとって甲子園はそれに匹敵するくらいの舞台だと感じられていると思います。僕も2年生の夏(1991年)に甲子園に出場しました。1回戦で池田高校に負けてしまいましたが、やっぱり一番の夏の思い出になっています。持って帰ってきた甲子園の土は、確かインスタントコーヒーの空き瓶に入れてとっておいたはずですが……。実家のどこかにあると思います。

 今年の夏は女子高校野球の決勝も甲子園で開催されると聞きました。すごい! 最高ですね! 少し前までは実現するとは思えなかったこと。歴史は確実に動いていますね。

 後半戦は8月13日から始まります。残り60試合。戦力をフル活用しながら、しっかりと勝ちきる野球をしていきます。マリーンズは全員が束になって、相手に立ち向かっていくチーム。打線は相手投手に1球でも多く投げさせて出塁して得点に繋げ、ピッチャーも今の調子で粘り強く投げてくれれば、混戦のパ・リーグで勝負ができる。コロナ禍で気分が晴れないファンの皆さんのためにも、いい試合をお届けできるように全力を尽くします。

(佐藤直子 / Naoko Sato)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY