大谷翔平に「とてもいい投球をされた」 “変幻自在”の7回1失点に敵将お手上げ
ロッキーズ・ブラック監督「タフだった」、打っては先制タイムリー
■エンゼルス 6ー2 ロッキーズ(日本時間27日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が26日(日本時間27日)、本拠地でのロッキーズ戦で、米シーズン自己最多となる今季5勝目を挙げた。「2番・投手」で出場し、7回5奪三振無四球で5安打1失点。打たせて取ったり、速球で三振を奪ったりと変幻自在の投球に、ロッキーズのバド・ブラック監督は「タフだった。無理のない投球フォームと質の高い色々な球種を交ぜてきた。とてもいい投球をされた」と脱帽した。
抜群の安定感だった。4回2死一、二塁のピンチでは、ジョーを危なげなく一飛に。5回1死からヌニェスに右越えソロは浴びたものの、全く崩れず。7回2死の場面では、この日最速の160.5キロでシーズン100奪三振となる空振り三振を奪ってみせた。打者27人に対して99球。防御率3.04となった。
一方、バットでは初回に先制タイムリー。8敗目を喫したロッキーズ先発のマルケスは「いつもと同じように自分のベストを尽くしてチームの勝利に貢献できるようにするだけだった。いい選手と分かっているけど、自分は自分の仕事をするだけだった」と振り返った。タイムリーを放った直後には、盗塁も成功させた大谷。走攻守で躍動し、勝利の主役となった。
(Full-Count編集部)