休職期間のバウアーがチーム内で孤立? 地元紙「大多数の選手が戻って欲しくない」
女性に対する暴行の疑いで休職期間中となっているドジャースのバウアー
女性に対する暴行の疑いで休職期間中となっているドジャースのトレバー・バウアー投手。現在も調査が続いており復帰のメドが立っていない昨年のサイ・ヤング賞投手について米メディアは「大多数の選手がチームに戻って欲しくないと思っている」と伝え、チーム内で孤立状態になっていることを伝えている。
これまで数々の問題行動を起こしてきたバウアーにドジャースナインも総スカンのようだ。地元紙「ロサンゼルス・タイムス」はグラウンド外で事件を起こした右腕について「彼自身クラブハウスの“のけ者”になってしまった。この件でバウアーについて、公に話をしたチームメートは1人もいないし、彼を援護したチームメートの1人もいない」と指摘した。
記事ではクラブハウスの人間関係を良く知る関係者たちの証言を元に「大多数の選手が『いかなる場合もチームに戻ってほしくないと思っている』と語った」とし、バウアーがチーム内で“孤立”していることを明かしている。
仮に裁判で罪に問われなかったとしてもMLB機構のドメスティックバイオレンスポリシーに基づいて、シーズンの長期出場停止処分を科される可能性があるという。
昨年オフに3年総額1億200万ドル(約107億円)の大型契約でドジャースに移籍し、今季はここまで17試合に登板し8勝5敗、防御率2.59とまずまずの成績を残す右腕は今後どうなるのか。ナインからの信頼を回復し、マウンド上で結果を残すしかなさそうだ。
(Full-Count編集部)