「確実にMLBのレーダーに入る」 東京五輪でMLB公式が注目する日本人野手とは?
「日本のロースターは最も戦力が揃っているかもしれない」
東京五輪の野球競技は28日に日本対ドミニカ共和国の1戦で幕を開ける。稲葉篤紀監督が指揮する侍ジャパンには悲願の金メダルに期待がかかる。MLB公式サイトは今大会の展望を行い「日本は最も戦力が整っているかもしれない」と伝えている。
米国はメジャーリーガーたちが不参加となっているが、通算218本塁打のトッド・フレージャー、通算107勝のエドウィン・ジャクソン投手ら元MLB選手たちが多くメンバーに名を連ねており「元MLBのスターたちがチームUSAをオリンピックへ導く」と、自国のチームを紹介している。
そしてWBSC世界ランキングで現在1位の日本については大谷翔平投手、ダルビッシュ有投手らエース級が不在であることを指摘しながらも「日本のロースターは最も戦力が揃っているかもしれない。そのため、彼らがこのトーナメントに世界ランク1位で突入することになんの驚きもない」と、金メダル候補としてピックアップ。
今大会のメンバーで昨年までヤンキースでプレーし通算78勝をマークした田中将大投手に注目しつつ「圧倒的な投手は決して彼だけではない。日本の投手陣は分厚い」と分析し、昨年の沢村賞左腕・大野雄大投手らの名もあげている。
野手でもヤクルトの山田哲人内野手らの名前を挙げつつ「21歳のセンセーション、ムネタカ・ムラカミが名を上げる準備ができている。このオフシーズンにポスティングされれば、確実にMLBのレーダーに入るだろう」と、最年少の村上宗隆内野手に注目していた。
(Full-Count編集部)