大谷翔平の141m特大36号 被弾した左腕はお手上げ「打たれた瞬間ホームラン」
配球に迷い「納得しないままスライダーを投げてしまった」
■ロッキーズ 12ー3 エンゼルス(日本時間28日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、本拠地のロッキーズ戦で「2番・指名打者」で先発出場した。2打席凡退で迎えた5回の第3打席で2試合ぶりの36号2ランを放った。自身2位タイの飛距離463フィート(約141.1メートル)の特大弾。被弾した左腕・ゴンバーは「打たれた瞬間にホームランだと分かった。それ以外は何も」と、お手上げだった。
10点差の5回2死三塁。左腕・ゴンバーは甘く入ったスライダーを痛打された。配球に迷いがあったようだ。「大量リードに関係なく、点は1点も与えたくなかった。チェンジアップを投げたかったが、捕手は速球を要求してきた。納得しないままスライダーを投げてしまった。ホームランを打たれたことよりも、納得しないまま投げてしまった自分自身に憤りを感じていたんだ」。打たれた瞬間に天を仰いで悔しがった。
シーズン58発ペース。78打点とし、リーグトップ81打点のレッドソックス・デバースに3点差に迫った。「彼は間違いなく非常に良い打者だ」。リーグが違い、対戦する機会の少ない左腕も衝撃を受ける一発となったようだ。
(Full-Count編集部)