前田健太は「自分の投球を取り戻した」 7回途中1失点を指揮官称賛「素晴らしい」
酷暑の試合、4点リードを守れなかったロブレスは「頭痛とめまいが…」
■タイガース 6ー5 ツインズ(日本時間28日・ミネソタ)
ツインズの前田健太投手は27日(日本時間28日)、本拠地でのタイガース戦に先発し、6回1/3を投げて4安打5奪三振2四球1失点と好投した。勝利投手の権利を持ってマウンドを降りたが、4点リードの9回にロブレスが同点満塁弾を浴び、今季5勝目はならなかった。ロッコ・バルデリ監督は「自分の投球を取り戻した感じがする」と称賛した。
前田が許した失点は3回にバドゥーに浴びたソロ本塁打のみ。初回の1死一、三塁のピンチを遊ゴロ併殺打に切り抜けると以降は安定した投球を続け、4点リードの7回1死一、三塁の場面でマウンドを降りた。
今季は5月下旬に負傷者リスト入りしたが、6月中旬に復帰して以降は徐々に状態を上げ、7月は5試合登板で防御率2.15(29回1/3、自責7)。バルデリ監督は「素晴らしい投球だった。最近、自分の投球を取り戻した感じがする。自信を持って投げているし、調子はとても良いようだ」と称賛の言葉を並べた。
91球での降板はこの日の気候を考慮したという。厳しい暑さだったことから「通常だったらケンタにイニング最後まで投げさせたが、今日の気候とあのイニングの投球を見てそうしたくなかった」と指揮官は説明。また、4点リードを守れなかったロブレスについては「状態があまり良くなかったようだった。マウンドに行った時、『頭痛とめまいがする』と言っていた。たぶん暑さによるものだと思う」とコンディション不良だったことも明かした。
(Full-Count編集部)