大谷翔平の弾丸118m弾は「彼にとってはバント」 特大弾打ち過ぎで米記者の感覚麻痺?
「CBSデンバー」のグリーン記者「オオタニのこのホームランは約118.3メートルしか飛んでいない」
■エンゼルス ー ロッキーズ(日本時間29日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、本拠地のロッキーズ戦で37号の逆転3ランを放った。「2番・指名打者」で先発出場すると、4回の第3打席で2戦連発となる一発。ただ、この一撃に米記者からは「388フィート(約118.3メートル)しか飛んでない」との反応があがった。
2点を追う4回2死一、三塁のチャンスだった。変化球を捉えた打球は弾丸ライナーで右翼スタンドに突き刺さる逆転3ランとなった。打球速度は113.1マイル(約182.0キロ)。7月9日(同10日)のマリナーズ戦以来、今季7度目の2試合連発となった。
ここ34試合で20本塁打を放ち、メジャー本塁打トップを独走している大谷。前日に141メートル弾を放っているように、ここまで特大のアーチを何本も量産してきたが、この日はライナー性の打球のため飛距離は控えめな118.3メートルだった。
これには、ロッキーズサイドの米メディア「CBSデンバー」ライアン・グリーン記者は自身のツイッターで「オオタニのこのホームランは388フィート(約118.3メートル)しか飛んでいない。だから、私が思うにこれは彼にとってはバントのようなものだ」とツイート。特大弾が代名詞となりつつあるだけに、米メディアにとって“物足りない”? 一発だったのかもしれない。
(Full-Count編集部)