「守備にプレッシャーを与える」 大谷翔平、反撃の右前打&“激走生還”をエ軍OB絶賛
2点を追う初回の第1打席で右前打→二塁から左前打で生還
■エンゼルス ー ロッキーズ(日本時間29日・アナハイム)
反撃の口火を切ったのは大谷だった。エンゼルスの大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、本拠地のロッキーズ戦で「2番・指名打者」で先発出場し初回の第1打席で右前打を放ち、二塁から激走を見せ生還した。
大谷は2点を追う初回の第1打席で左腕ギルブレスが投じたスライダーを強振。右寄りに守る“大谷シフト”をものともせず5試合連続安打となる右前打を放った。その後、2死一、二塁となりイグレシアスの左前打で二塁から一気に加速しホームに滑り込んだ。
二塁手ロジャースが差し出したグラブの下を通過した右前打に地元TV局「バリー・スポーツ・ウエスト」で解説を務めるエンゼルスOBのマーク・グビザ氏も「ボールを捕る前からどうやって投げるか考えている必要があります。オオタニのスピードがあるからです! 彼の走るスピードもまた守備にかなりのプレッシャーを与えています」と、“足で稼いだ”安打だったことを指摘。
さらに二塁からの生還にも「タピア(左翼手)は補殺を6つ決めている良い肩の持ち主ですが、ショウヘイ・オオタニが走っていました」と、その快足ぶりを称えていた。
(Full-Count編集部)