大谷翔平とは「4点リードでも勝負したくない…」 1試合3四球に地元TV局も嘆き
地元TV局「バリースポーツ・ウエスト」で実況を務めるリッチ・ワルツ氏も落胆
■アスレチックス 4ー0 エンゼルス(日本時間30日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、本拠地のアスレチックス戦で「2番・指名打者」で先発出場し1打数無安打に終わり今季4度目の1試合3四球を記録した。8回の第4打席で四球となった際には地元TV局も「オークランドは4点リードの状況でもオオタニと勝負したくないのです」と嘆くしかなかった。
長打を警戒するアスレチックスバッテリーに本拠地エンゼル・スタジアムは大ブーイングが起こった。4点を追う8回2死走者なしで迎えた第4打席。大谷はこの日3度目の四球で出塁した。
この光景に地元TV局「バリースポーツ・ウエスト」で実況を務めるリッチ・ワルツ氏も落胆。大谷が勝負を避けられる場面が多くなっていることを受け「打線に入っている選手たちには失礼かもしれませんが」と前置きしながら「トラウト、ウォルシュ、レンドンが早く復帰することを願っています。なぜなら、オークランドは4点リードの状況でもオオタニと勝負したくないのです」と嘆き節。
この日の見せ場は5回2死の第3打席。四球で出塁し二盗に成功しシーズン15盗塁をマークした場面。7月までに37本塁打&15盗塁はメジャーリーグ史上初の快挙だった。
現状のエンゼルスは大谷頼み感が否めず相手チームからのマークも厳しくなっている。少ない打席でいかに結果を残すことができるか、大谷の打撃に注目だ。
(Full-Count編集部)