米国が白星発進、イスラエルは2敗でB組3位決定 DeNAオースティンが2ラン含む3打点

2ランを放ったアメリカ代表のタイラー・オースティン【写真:AP】
2ランを放ったアメリカ代表のタイラー・オースティン【写真:AP】

米国はディクソン、カーターとNPB経験者をリリーフ投入

■米国 8ー1 イスラエル(30日・グループリーグ・横浜)

 東京五輪の野球競技は30日、グループリーグB組の第2戦を行い、米国がイスラエルに8-1で勝利した。イスラエルは29日の韓国戦に続く連敗となり、2敗でB組3位が決定した。31日は現在1勝同士の韓国と米国が、B組1位をかけ対戦する。

 この試合が初戦となる米国は3回、2死二塁からエディ・アルバレス内野手が左翼へ先制二塁打。さらに「3番・DH」で先発したタイラー・オースティン外野手が中越え2ランで3点を先制。オースティンはここを本拠地としている強みを見せた。

 イスラエルは4回、先頭のダニー・バレンシア内野手が左翼へソロ。ツインズなどでMLB通算87本塁打しているパワーを見せつけた。

 ただ米国はその後、6回2死一、二塁からブッバ・スターリング外野手が左前適時打、7回にも無死二塁からアルバレスが右翼へ適時二塁打、オースティンも左翼へ適時二塁打とたたみかけ加点、リードを広げた。オースティンはこの試合、すべて長打の3安打、3打点の大暴れだ。

 米国投手陣はツインズ傘下AAAに所属するジョー・ライアン投手が先発し、6回を被安打5本、1失点の好投。7回から今季途中でオリックスを退団したブランドン・ディクソン投手、8回には元日ハムのアンソニー・カーター投手と日本経験者でリレーし、イスラエルの攻撃を封じた。

(Full-Count編集部)

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