“浮き上がる変化球”が「とんでもない角度から…」 ど真ん中でも打てない魔球の衝撃

ジャイアンツのタイラー・ロジャース【写真:AP】
ジャイアンツのタイラー・ロジャース【写真:AP】

ジャイアンツ右腕ロジャースが投じる魔球が「紛れもなく美しい」

■ジャイアンツ 5ー0 ドジャース(日本時間30日・サンフランシスコ)

 ソフトボールの世界では有名な「ライズボール」が、野球の世界でも……。しかも変化球というから、手がつけられない。ジャイアンツの右腕タイラー・ロジャースが投じた“浮き上がるスライダー”。想像し難い角度から切れ込んでくる魔球に対し、ファンからは「とんでもない角度から、なんてとんでもない球だ」と驚きの声が上がっている。

 29日(日本時間30日)に行われたドジャース戦の8回に登板したロジャース。サブマリン右腕は3者連続三振に斬り、1イニング無失点で仕事を果たした。「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる投球分析家ロブ・フリードマン氏は、自身のツイッターで“浮き上がる魔球”を動画で紹介。「73マイル(約117.5キロ)のライジングスライダー」などとメッセージを添えた。

 決して速い球ではなく、ど真ん中に来ているのに、打者はあえなく空振り。手が付けられない異次元の軌道に、ファンからは「紛れもなく美しい」「これは魔法」「フリスビー」などと称賛コメントが寄せられている。

【実際の映像を見る】ど真ん中の遅球なのに当たらない“ライジングスライダー”

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