大谷翔平が「ロケットのような打球を打った」 先制178km二塁打を名物解説称賛
3回に打球速度178キロの先制適時二塁打を放った、打点トップに1点差
■エンゼルス ー アスレチックス(日本時間1日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は31日(日本時間1日)、本拠地のアスレチックス戦で「2番・指名打者」で先発出場し、3回の第2打席で右中間への先制適時二塁打を放った。地元放送局「バリースポーツ・ウエスト」も盛り上がりを見せた。
大谷が沸かせたのは両軍無得点の3回1死一、二塁だった。左腕アービンから右中間へ打ち返す先制の適時二塁打。打球速度110.6マイル(約178.0キロ)と高速だった。実況のリッチ・ワルツ氏が「オオタニ! 安打です! エンゼルスが得点です、オオタニの二塁打でした」と伝えると、名物解説のマーク・グビザ氏は主砲・大谷に太鼓判を押した。
「あの場面で相手にダメージを与えるために、誰に打席に立ってもらいたいか。彼が適任ですね。しっかりためて、下半身をあまり動かさず腕を使ってロケットのような打球を打ちました」
二塁ベースに到達すると、思わず白い歯をこぼした。打点ではリーグトップ83打点のブルージェイズ・ゲレーロJr.に1点差。打撃2冠も見えてくる勝負強い打撃だった。
(Full-Count編集部)