小学生のエールが米国快勝の力に 無観客のスタジアムに届いた寄せ書きに選手大感激

敗者復活戦を勝ち上がり、準決勝に進出した野球米国代表【写真:AP】
敗者復活戦を勝ち上がり、準決勝に進出した野球米国代表【写真:AP】

横浜市立元街小学校の児童 寄せ書きを作成しチームに届ける

■米国 3ー1 ドミニカ共和国(4日・ノックアウトステージ・横浜)

 東京五輪を戦う野球米国代表が、開催地の横浜スタジアムがある横浜市中区の小学生と心温まる交流を見せている。代表公式ツイッターが「今朝、熱い応援がクラブハウスで待っていました」と、ロッカールーム内部の写真を公開。大きな布に集められた応援メッセージの数々に感激している様子だ。

 これは市立元街小学校の児童たちが集めた寄せ書きで、布の真ん中に星条旗。さらに英語で「You can do it!」「Come on,to the top!」「Good luck」とチームを鼓舞する言葉が並んでいた。日本語で「全力で」「応援しています」といった言葉も。

 米国は4日、日中のうだるような暑さの中行われた敗者復活戦でドミニカ共和国を3-1で下し、準決勝に駒を進めた。かつてレイズやアスレチックスで活躍した左腕、スコット・カズミアーが好投、投打かみ合っての快勝には、ちびっ子たちからの声援も力になったのかもしれない。

 東京五輪は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、これまでの五輪開催地で見られたようなアスリートと開催地市民の交流が難しくなっている。その中で数少ない“五輪らしい”一幕だった。

【画像】元大リーガーが名を連ねる米国代表を感激させた寄せ書き

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