「抑えたら美味しい」韓国の抗議に動じず“追いロジン” 侍J伊藤大海の好救援

決勝の舞台でも登板に意欲「投げたくてウズウズしている」

 ただでさえ、プレッシャーのかかる五輪の舞台。最終回を抑えた栗林良吏投手(広島)も同様だが、プロ1年目のルーキーたちにかかる重圧は計り知れない。だが、伊藤は試合後のテレビインタビューで「抑えたら美味しいかな、と思って思い切ってやるだけかなと多います。腹を括って行くしかない、自分らしく行こうかなと思っています」と飄々と振り返っていた。なんとも頼もしい限りだ。

 驚きもあった伊藤の2イニングリリーフ。試合後のテレビインタビューで稲葉篤紀監督は「由伸で行けるところまで行って、あそこで左から始まれば大野で、右からなら伊藤で、と考えていた、右から始まったので伊藤で継投した」と、この継投策について意図を説明。伊藤の投げっぷり、延長タイブレークも想定した上での継投だったようだ。

 決勝は中1日空けて7日の19時から行われる。泣いても笑っても、あと1試合。「投げたくてウズウズしているというか、普段先発なので、短いイニングになると思いますけど、だからこそ思い切って行こうかなと思います」と伊藤。金メダルがかかる決勝でも、出番を心待ちにしている。

(Full-Count編集部)

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