大谷翔平に「少し休みが必要だ」 8月は打率.105急降下、指揮官は疲労を心配

会見に臨んだエンゼルスのジョー・マドン監督(画像はスクリーンショット)
会見に臨んだエンゼルスのジョー・マドン監督(画像はスクリーンショット)

6日のレンジャーズ戦は3打数無安打「疲れが関係している可能性も」

■エンゼルス 5ー0 レンジャーズ(日本時間6日・アーリントン)

 エンゼルスの大谷翔平投手が5日(日本時間6日)、敵地でのレンジャーズ戦に「2番・DH」でスタメン出場し、2四球の3打数無安打に終わった。バットが湿りがちな状況に、ジョー・マドン監督は試合後の会見で「少し疲れが関係している可能性もある」と語った。

 大谷は初回無死一塁の第1打席で空振り三振に倒れると、3回無死三塁の第2打席と5回2死走者なしの第3打席いずれも四球で出塁。6回2死一、二塁の第4打席は空振り三振で、9回1死一塁の第5打席も右飛に倒れ、打率.270となった。

 8月に入ってからは、5試合で19打数2安打、打率.105。7月28日(同29日)以降、8試合本塁打が出ていない。指揮官は、大谷の疲労を考慮した上で「きょう彼を出場させるかどうか議論していた」とも。ただ、翌7日からのドジャース3連戦は代打としてベンチで待機させることや、9日に試合がないことなどを踏まえて出場を決断したという。

 状態が悪くなるのだけは避けたいところ。「今の彼には打撃面で少し休みが必要だ。以前のパターンから外れてしまっている」とマドン監督。一方で、右飛だったこの日の第5打席を取り上げ「(普段の形に)とても近かった。右翼へのフライは(他の打席より)格段に良いアプローチだった」とも。開幕から投打で躍動を続けてきた二刀流だって人間。休養は必要だ。

(Full-Count編集部)

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