「残念ではない」連続金メダル逃した韓国… 指揮官の“言い訳”発言がネット上で騒動に

5日の準決勝で米国代表に敗れた韓国代表【写真:Getty Images】
5日の準決勝で米国代表に敗れた韓国代表【写真:Getty Images】

北京から2大会連続で指揮をとるキム・ギョンムン監督の会見が…

 5日に行われた東京五輪野球競技の準決勝で、米国に敗れた韓国のキム・ギョンムン監督の発言がファンの間で物議を醸している。指揮官の試合後インタビューでの「金メダルを必ずとらなければと思って日本に来たわけではない」という発言が“言い訳”ととられた模様だ。複数の韓国メディアが伝えている。

 韓国は5日の試合、1-2で迎えた6回に一挙5点を失い米国に敗れた。4日の日韓戦を2-5で落としたのに続く連敗だ。3位決定戦に回ることが決まり、2008年の北京五輪に続く2大会連続の金メダルはならなかった。

 北京でもチームを率いていた指揮官は、5日の試合後「以前(北京五輪)はこれほどの負担感はなかった。楽しく野球をしていれば、連勝に繋がった。金メダルを必ずとらなければと来たわけではない。1試合ずつ国民の納得が行く試合で、楽しみを提供しようとした」「金メダルが夢に終わったのは残念ではない」とコメント。

 さらに「専門のリリーフ投手をもっと選抜すべきだったのでは?」という質問に「監督としては話すことはない。コーチングスタッフが計画をもって選んだ選手たちです。まだ最後の試合が残っているので、待っていただければありがたい」と続けたことで、各種SNSを通じファンが怒りを表現している。

 韓国メディア「マイデイリー」によると、インターネット上では監督の言葉に対し「国のためではなく、(メダル獲得者に与えられる)兵役免除のために日本に行ったのか」との反応が上がった。選手の選抜について「言うことはない」としたことに対しても「なぜスタッフのせいにするのか」「選手選抜は監督固有の権限ではないのか」と疑問を呈するファンが多いようだ。

 また「マネートゥデイ」によると「監督がそんな言葉を吐く姿を初めて見た」「勝つつもりが最初からなかったかのようだ」「ファンや国民が言うべきことを監督が言っている」「監督の資格がない発言ではないか」と批判の声が上がっている。

(Full-Count編集部)

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