侍ジャパンに立ちはだかる米国先発の鷹マルティネス データが示す“隙”とキーマン

侍ジャパン・甲斐拓也【写真:AP】
侍ジャパン・甲斐拓也【写真:AP】

ソフトバンクでバッテリーを組む甲斐はマルティネスを知り尽くす

 今季からソフトバンクでチームメートとなったマルティネスと甲斐。ここまで7勝をマークしているが、好投するたびに右腕が名前を出して感謝を口にしてきた存在が甲斐だった。侍ジャパンの多くの選手がマルティネスとの対戦経験があるものの、球種や球筋、特徴、傾向など右腕のありとあらゆるデータを甲斐は把握しているだろう。

 甲斐のほかにも侍ジャパンには千賀滉大投手、柳田悠岐外野手、栗原陵矢捕手とソフトバング勢がズラリ。さらに言えば、近藤健介外野手は昨季までチームメートで、今季は敵としても対戦している。マルティネスにとっても同様ではあるが、右腕のことを知る選手が多くいることは、侍ジャパンにとって大きなメリットではないだろうか。

 37年ぶりの金メダルを目指し、最後の大一番へと臨む侍ジャパン。難敵マルティネスを攻略し、悲願を達成できるだろうか。

(Full-Count編集部)

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