ラウレアーノ、禁止薬物の陽性反応で80試合の出場停止処分 故意の使用は否定

アスレチックスのラモン・ラウレアーノ【写真:AP】
アスレチックスのラモン・ラウレアーノ【写真:AP】

「私はあらゆる禁止薬物をわざと接種することは決してありません」

 MLB機構は6日(日本時間7日)、アスレチックスのラモン・ラウレアーノ外野手に80試合の出場停止処分を科したことを発表した。禁止薬物となっているナンドロロンの陽性反応が確認された。

 ラウレアーノは今季ここまで88試合に出場し打率.246、チーム2位タイの14本塁打をマークしていた。出場停止処分はシーズン残りの53試合、さらに来季を含め適応される。

 処分を受け球団は「残念に思います。私たちはMLBの共同薬物防止治療プログラムを全面サポートするとともに、ラモンが処分を受けて帰ってくるときは喜んで迎え入れます」と声明文を発表。

 ラウレアーノ自身もMLB選手会を通じ「私はあらゆる禁止薬物をわざと摂取することは決してありません。自分の体に気を使い、食事も極めて厳しく管理してきました。体に一時的にあった(ナンドロロンの)量は微量であったことから摂取した何かの中に混じっていたものだと思われます」と、故意の使用ではなかったことを伝えた。

 MLB機構の処分は受け入れるようで「チームメートやビリー・ビーン(上級副社長)、デビッド・フォースト(GM)、そして球団組織全体、コミュニティやファンに迷惑をかけることになってしまい、謝罪したいと思います。私のことを本当に知っている人は皆、私がどれだけこのゲームを愛しているかを知っています」とコメントを発表した。

(Full-Count編集部)

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