米国代表ソーシア監督が引退表明「もう十分」 侍ジャパンを称賛「勝ちに相応しい」

東京五輪の米国代表監督を務め銀メダルを獲得したマイク・ソーシア氏【写真:AP】
東京五輪の米国代表監督を務め銀メダルを獲得したマイク・ソーシア氏【写真:AP】

決勝で先発した鷹マルティネス、村上のソロに「僕のベストピッチを捉えた」

 東京五輪の米国代表監督を務め銀メダルを獲得したマイク・ソーシア氏が“監督引退”を明言した。地元紙「LAタイムズ」が伝えている。

 侍ジャパンと激戦を繰り広げた米国代表。7日の決勝戦後にソーシア監督は「自分の精神と魂を捧げてきた。もう十分だ。今後監督をするつもりはない。次のステップは明日ゆっくりすることだ。コーチ陣を集めてビールでも飲むかな」と語り、監督業から一線を退くことを明かした。

 決勝戦は侍ジャパンの投手陣を打ち崩せず完封負けを喫したが指揮官は「彼らは勝ちに相応しい」と、勝者を称えた。また、2024年のパリ五輪から再び野球が競技から外れることになるが「野球は世界中の本当に多くの国々でプレーされ、成長し続けている。野球がオリンピックの永続的な競技に含まれないのは信じられない手落ちだと思う」と残念がった。

 また、米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」は今シーズンからソフトバンクに在籍し、決勝の先発マウンドに上がったニック・マルティネス投手のコメントも紹介。3回に村上に浴びた先制ソロについて「外角に投げた僕のベストピッチを捉えた。ほとんど、どうすることもできないよ」とお手上げだったことを語っていた。

(Full-Count編集部)

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