大谷翔平、代打で四球→右翼守備 指揮官説明「勝つために再び打席に立つ必要」

会見に臨んだエンゼルスのジョー・マドン監督(画像はスクリーンショット)
会見に臨んだエンゼルスのジョー・マドン監督(画像はスクリーンショット)

8回2死二、三塁で四球を選ぶ

■ドジャース 8ー2 エンゼルス(日本時間9日・ロサンゼルス)

 エンゼルスの大谷翔平投手は8日(日本時間9日)、敵地・ドジャース戦の8回に代打で出場し、四球を選んだ。8回裏から右翼の守備に就いた。大谷の右翼起用について、マドン監督は「勝つためには彼が再び打席に立つ必要があった。それだけだ。我々はとにかく諦めない」と説明した。

 2-8で迎えた8回2死二、三塁。4番手左腕・ブルールに対し、フルカウントから四球を選んだ。今季の代打成績は8打席に立ち、3打数1安打の打率.333、3四球1死球、1犠飛となった。この日ブルージェイズ・ゲレーロJr.が35号2ラン。両リーグ最多の大谷は2本差に迫られ、打点王争いでは5点差を付けられた。

 8回守備から右翼に就いた。打球処理する機会はなかったが、攻守交代時に笑顔を浮かべる場面もあった。大谷の代打起用が大量ビハインドの終盤となったことについて指揮官は、「4回無死一、二塁、(打者が)デトマーズのところで代打に出すチャンスがあったのかもしれない。しかし今日はブルペンの人員が不足していた。まだあの場面で下げたくなかった」と説明した。

(Full-Count編集部)

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