大谷翔平の大飛球に「あちゃー」の表情 剛腕コールの“地獄→天国”に米メディア注目
米メディア「HR一歩手前の打球に対するゲリット・コールの反応……」
■ヤンキース 2ー1 エンゼルス(日本時間17日・ニューヨーク)
エンゼルスの大谷翔平投手は16日(日本時間17日)、敵地でのヤンキース戦で「1番・指名打者」で先発出場。7試合ぶりの無安打に終わったものの、あとひと伸びすれば本塁打という大飛球も。誰よりも一発を確信したのは相手エース・コールのようで、マウンド上の仕草に注目が集まっている。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」は「ショウヘイ・オオタニのHR一歩手前の打球に対するゲリット・コールの反応……」と伝えた。
2打席凡退で迎えた6回の先頭だった。1点を追う場面で、大谷が放った打球は高々と右翼方向に。その瞬間、コールはマウンド上で「あちゃー」といった様子で天を仰ぎ、足をピョーンと蹴り出した。しかし打球は思ったより伸びず、フェンス手前で右飛となった。
ヤンキース側にとっては“あわや”の場面に対し、MLB公式のヤンキース番を務めるブライアン・ホック記者は「ゲリット・コールはショウヘイ・オオタニの打球がHRになると思っていたところで、足を蹴り上げた。その代わりに、ウォーニングトラックのところで打球が捕球されたため、安堵のため息をつく」と描写。コールの動きに対し、米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のステフェン・ネスビット記者は「アート」と表現した。
もちろん大飛球にヤンキー・スタジアムも騒然。大谷に快音は出なかったものの、敵地を大きく沸かせ、敵軍エースに冷や汗をかかせた。