大谷翔平、131m豪快40号でキング独走 ゲレーロJr.に5本差、8勝目権利の自ら援護
左打者のシーズン40発は球団新記録に、投手では7回まで1失点好投
■タイガース ー エンゼルス(日本時間19日・デトロイト)
エンゼルスの大谷翔平は18日(日本時間19日)、敵地でのタイガース戦に「1番・投手」で先発出場。8回の第4打席で、4試合ぶりの一発となる今季40号ソロ本塁打を放った。両リーグ最速での大台到達。本塁打争いでリーグ2位のブルージェイズ・ゲレーロJr.に5本差をつけた。投手としては7回まで6安打1失点の好投を見せている。
タイガースの先発左腕タリク・スクバルに対し、先頭打者として迎えた初回の第1打席は空振り三振、3回1死の第2打席は右飛、6回先頭の第3打席は二ゴロに。しかし迎えた8回先頭の第4打席、真ん中に入ってきたスライダーを完璧に捉え、右翼スタンドに運んだ。打球速度は110.1マイル(約177.2キロ)、飛距離430フィート(約131.1メートル)。エンゼルスの左打者としてシーズン40発は、1982年のレジー・ジャクソンを抜く球団新記録となった。打点も87となり、リーグトップに2差と肉薄した。
前回に投打同時出場した12日(同13日)のブルージェイズ戦では、6回3安打6奪三振2失点の好投を見せ、自身6連勝となる7勝目。6月4日(同5日)のマリナーズ戦で2勝目を挙げて以降、2か月半負けなし。直近5試合連続でクオリティスタート(6回以上で自責点3以下)を達成している。投手としても圧倒的な力を見せてきた二刀流が、投打で躍動した。