161キロ頭部直撃のバシットが退院 右頬骨の骨折も「復帰するのが待ちきれません」

打球直撃したアスレチックスのバシット(右)に駆け寄る捕手【写真:AP】
打球直撃したアスレチックスのバシット(右)に駆け寄る捕手【写真:AP】

右頬骨の骨折、15~16針縫う裂傷も命に別状はなし、10日間のIL入り

■Wソックス 9ー0 アスレチックス(日本時間18日・シカゴ)

 頭部に161キロのピッチャー返しを受けたアスレチックスのクリス・バシット投手が18日(日本時間19日)、シカゴの病院から退院した。右頬骨の骨折で10日間の故障者リスト(IL)入りとなったが奇跡的に命に別状はなかったようだ。

 バシットは17日(同18日)、敵地・ホワイトソックス戦に先発し2回に打球速度100.1マイル(約161.1キロ)のピッチャー返しを右側頭部に受け負傷退場していた。MLB公式サイトによるとバシットはすでに退院しており、右頬骨の骨折、15~16針縫う裂傷があったが、CTスキャンの結果や視力検査ではそれ以上の問題はなかったという。

 バシットも自身のツイッターを更新し「心の底から、ホワイトソックスとアスレチックスのスタッフ、フロントオフィス、オーナー陣に感謝したいと思います。私と家族が受けたサポートはとてつもないものでした。また、ラッシュ大学メディカルセンタ―とそのスタッフにも感謝したいと思います。神は素晴らしい。復帰するのが待ちきれません」と感謝し、復帰に向けスタートを切ったことを綴っていた。

(Full-Count編集部)

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