大谷翔平、打撃2冠へ近づく 打点トップに1差、8点差逆転勝ちは球団タイ記録

敵地でのタイガース戦に出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
敵地でのタイガース戦に出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

8回に中犠飛、シーズン88打点はリーグ3位タイ

■エンゼルス 13ー10 タイガース(日本時間20日・デトロイト)

 エンゼルスの大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、敵地・タイガース戦で「1番・指名打者」で先発出場。投打同時出場で8勝目と両リーグ最速40号に到達してから一夜明け、4試合ぶりマルチ安打&4出塁をマークした。8回の第6打席ではダメ押し中犠飛を放ち、打点王争いでトップに1点差に。3打数2安打1打点2四球で打率.272。チームは最大8点ビハインドから13-10で大逆転勝ち。同一カード3連勝で貯金1とした。

 登板翌日の疲れを感じさせなかった。大谷は5点ビハインドの3回先頭で右前打を放つと、8点を追う6回1死一塁では一塁線へ投手内野安打。1イニング6得点のビッグイニングを演出した。複数安打は今季33度目だ。

 11-10と逆転した8回1死三塁では中犠飛を放った。この時点で今季88打点とし、リーグ3位タイに浮上。打点王争いではトップ89打点のホワイトソックス・アブレイユ、レッドソックス・デバースに1点差とした。両リーグ最多40本塁打と合わせ、打撃2冠王も見えてきた。

 最大8点差からの逆転勝ちは1986年8月29日のタイガース戦に並ぶ球団タイ記録だ。20日(同21日)からはインディアンス3連戦に臨む。

【動画】滞空時間が長〜い…大逆転勝利に貢献した大谷翔平の中犠飛の実際映像

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