菊池雄星、今季最短3回途中KOで7敗目 3被弾に「全ての球にタイミングを合わされた」
「後半戦に入って微妙なずれを感じている」
■アストロズ 12ー3 マリナーズ(日本時間21日・ヒューストン)
マリナーズ菊池雄星投手は20日(日本時間21日)、敵地で行われたアストロズ戦に先発。2回2/3を投げて3本塁打を浴びるなど自己ワーストタイの7失点で今季7敗目(7勝)を喫した。1試合3被弾は今季ワースト、2回2/3での降板は今季最短だった。左腕は「全ての球にタイミングを合わされた。なぜかタイミングが合うという感じ。もう少し勢いのあるストレートを投げないと」と課題を口にした。
1回はコレアの適時三塁打と内野ゴロで2失点。2回にメイヤーズに2ラン、3回にはアルバレスに2ラン、続くグリエルにソロを浴びた。72球を投げ、打者18人に7安打3四球で7失点。「先週もそうですが、最近しっくりこない。後半戦に入って微妙なずれを感じている。修正したい思いで取り組んでいますが、いいタイミングで打たれた」と振り返った。
シーズン前半は有効だったカットボールの制球に苦しんでいる。フォームも「横振りになっているなと映像を見て感じている」と明かす。
復調へのポイントはこの日最速が95.7マイル(約154キロ)だった直球にあるといい「もう少し勢いある真っすぐを投げられれば結果的にカットも戻ってくると思う。打者が嫌がるストレートを投げられれば変わってくる。とにもかくにもそこかなと思っています」と巻き返しを誓っていた。
(Full-Count編集部)