盛岡大付・渡辺翔真、夏史上初の完全試合ならず “あと4人”で中前打を許す

沖縄尚学戦に先発した盛岡大付・渡辺翔真【写真:共同通信社】
沖縄尚学戦に先発した盛岡大付・渡辺翔真【写真:共同通信社】

8回2死から6番・大城稜雅に中前打を浴び快挙ならず

 第103回全国高校野球選手権大会は22日、阪神甲子園球場で行われ、盛岡大付(岩手)の渡辺翔真投手(3年)が沖縄尚学(沖縄)戦に先発。8回2死から中前打を浴び、夏の甲子園史上初の完全試合を逃した。

 渡辺は初回から抜群の制球力で沖縄尚学打線を翻弄。要所で三振を奪うなど1人の打者も出さずに8回を迎えた。2死を奪い、快挙達成も見え始めたが、6番・大城稜雅(3年)に中前へこの試合初のヒットを許し走者を背負った。その後は後続を打ち取り、無失点で切り抜けた。

 完全試合は選抜大会では過去に1994年の金沢(石川)・中野真博投手、1978年に前橋(群馬)・松本稔投手が達成しているが、夏の選手権大会では未だ達成者はいない。

(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)

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