近江が4点差逆転で激闘制す 大阪桐蔭はエース松浦登板せず、近畿勢初の敗退

大阪桐蔭を下し3回戦に進出を決めた近江【写真:共同通信社】
大阪桐蔭を下し3回戦に進出を決めた近江【写真:共同通信社】

同日午後5時からは甲子園球場で女子高校野球の決勝戦

 第103回全国高等学校野球選手権10日目が23日、阪神甲子園球場で行われ、近江(滋賀)が4点ビハインドをはねのけ、大阪桐蔭に6-4で見事な逆転勝利を飾った。

 大阪桐蔭は初回、2死満塁の好機で5番・宮下隼輔内野手(3年)が左翼へ走者一掃の3点適時二塁打で先制。2回には2年生の松尾汐恩捕手の本塁打で加点。4点のリードを広げた。

 しかし近江は3回にスクイズでまず1点を返すと、4回に5番・新野翔大内野手(3年)が右越え本塁打。5回には4番で先発のマウンドに上がっていた山田陽翔外野手(2年)の左犠飛で1点差に。7回2死一、二塁から新野が右前へ同点の適時打を放った。試合を振り出しに戻した。

 8回表から大阪桐蔭は川原嗣貴投手(2年)が登板。その川原を近江打線が攻めた。敵失から2死満塁とすると途中出場の山口蓮太朗内野手(3年)が右翼へ勝ち越しの2点二塁打で突き放した。注目の近畿勢対決は近江に軍配。大阪桐蔭はプロ注目のエース・松浦慶斗投手(3年)の登板はなく、近畿勢で初の敗退となった。

 この日行われるのは2回戦の1試合のみ。午後5時からは甲子園球場で女子高校野球の決勝戦、神戸弘陵(兵庫)-高知中央(高知)の試合が予定されている。

(Full-Count編集部)

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