歴史的一戦、甲子園での女子高校野球決勝は神戸弘陵が5年ぶり2度目V 高知中央下す

決勝戦に先発した神戸弘陵・日高結衣【写真:共同通信社】
決勝戦に先発した神戸弘陵・日高結衣【写真:共同通信社】

神戸弘陵左腕・日高結衣(2年)が好投、最後は島野愛友利(3年)が締める

 第25回全国高校女子硬式野球選手権大会の決勝戦(7回制)が23日、阪神甲子園球場で行われ、神戸弘陵(兵庫)が4-0で高知中央(高知)を破り、5年ぶり2度目の優勝。女子野球界の歴史を変える、初の甲子園を舞台にした戦いで頂点に立った。

 神戸弘陵は2回。1死一、三塁から安藤蓮姫捕手(2年)がスクイズを決めて先制。1死満塁からも師子鹿南内野手(3年)も同様にスクイズを決めて2点を奪った。2死二、三塁とチャンスを広げると、1番・信貴友郁外野手(3年)が中前へ2点適時打を放ち、リードを広げた。

 投げては先発の神戸弘陵左腕・日高結衣投手(2年)が好投。6回4安打無失点。最後は大淀ボーイズ時代に全国大会のジャイアンツカップで優勝投手になった経験のある島野愛友利投手(3年)が締めた。島野は中学でも高校でも全国Vの瞬間をマウンドで迎えた。高知中央は5回、6回と得点圏に走者を進めたが、あと1歩、及ばず。創部3年目での初優勝はならなかった。

(Full-Count編集部)

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