「努力は才能を上回る」 巨人守護神のビエイラが球団タイの29試合連続無失点
2012年の高木京介投手の記録に並ぶ
■巨人 5ー3 広島(25日・東京ドーム)
巨人の守護神、チアゴ・ビエイラ投手が25日の広島戦(東京ドーム)で2点リードの9回に登板し、1回を無失点で14セーブ目。これで29試合連続無失点となり、日本一となった2012年に高木京介投手が達成した球団記録に並んだ。
直前の8回裏に主砲の岡本和が勝ち越しの31号2ランを放ち、ビエイラは9回のマウンドへ。150キロ後半の直球を投げ込み、打者を追い込んだ。広島の松山を二ゴロ、林を見三振に。菊池涼には四球を与えたが、最後は代打・長野を松原の好守備で右飛に抑えた。
球が速くても制球難で苦しい思いをしたが、ファーム調整の時はジャイアンツ球場で走り込みなどを行い、日本の野球に適応しようと努力を重ねた。最近では166キロの球界最速をマークしただけなく、V争いをする巨人には不可欠なリリーバーとなっている。
ビエイラは試合後「とても光栄です。チームに感謝したいと思います。これからもいいニュースがたくさん続くように、努力は才能を上回るものだと信じているので、継続して努力していきたいと思います」と喜びを明かした。雄叫びや興奮のパフォーマンスがこれから何度も出ることを期待したい。
(Full-Count編集部)