大谷翔平、5回まで5安打4失点で9勝目の権利 日米通じ自身初の1試合3被弾も粘投

オリオールズ戦に「1番・投手」で先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
オリオールズ戦に「1番・投手」で先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

敵地オリオールズ戦に「1番・投手」で投打同時出場

■オリオールズ ー エンゼルス(日本時間26日・ボルティモア)

 エンゼルスの大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、敵地・オリオールズ戦に「1番・投手」で出場した。投打同時出場は16度目。メジャー初の1試合3被弾したものの、5回まで5安打4失点。今季9勝目の権利を手にした。

 ベーブ・ルースの生誕地ボルティモアで初の先発マウンド。初回。先頭マリンズに初球、外角93.1マイル(約149.8キロ)のフォーシームを捉えられた。バックスクリーン右へ飛び込む先頭打者弾。いきなり先取点を献上した。2死後、4番・サンタンダーにも右越えソロを被弾。2球目の93.3マイル(約150.2キロ)のフォーシームを捉えられた。1イニング2被弾はメジャー自身初だった。

 2回は3者凡退。3回は1死からマリンズの右翼フェンス直撃打を許したが、後続を2者連続奪三振。立ち直ったかに見えたが、6-2で迎えた4回無死一塁からスチュワートに左中間2ランを浴びた。1試合3被弾は日米通じて初めて。1試合4失点以上は7失点した6月30日のヤンキース戦以来7登板ぶりだ。

 打撃では初回先頭、3回先頭と2打席連続で空振り三振。4回1死一塁は一ゴロに倒れた。投球では6月4日(同5日)の本拠地・マリナーズ戦から自身7連勝中。今季9勝目を挙げて、1918年ベーブ・ルース(当時レッドソックス)以来となる同一シーズン2桁勝利&2桁本塁打にリーチとなるか注目が集まる。

(Full-Count編集部)

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