「動きがクレイジー」 大谷翔平、急激変化の“フリスビー魔球”に米驚愕
最後の打者を三振に切ったスライダーの変化が衝撃的
■オリオールズ ー エンゼルス(日本時間26日・ボルティモア)
エンゼルスの大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、敵地でのオリオールズ戦に「1番・投手」で出場した。自身初となる1試合で3本の本塁打を浴びたものの、5回5安打4失点で9勝目の権利を手にして降板。最後の打者を空振り三振に切ったスライダーが「フリスビーだ」と驚きを呼んでいる。
この日の大谷は初回先頭のマリンズに先制弾を被弾。さらにサンタンダーにもソロを浴び、メジャー初の1イニング2本塁打を許した。4回にはスチュワートに2ランを許し、NPB時代も通じて自身初となる1試合3被弾。それでも、チームのリードを守って先発としての役割を果たした。
5回にはマリンズ、マウントキャッスルと連続三振を奪って3者凡退に。特にマウントキャッスルのバットに空を斬らせた5球目と8球目のスライダーは外角のボールゾーンへと急激に軌道を変える凄まじい斬れ味を見せた。
「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏はこの2球を「ショウヘイ・オオタニ、フリスビースライダー」としてツイッターで動画で公開。ファンからは「まさにアンフェア」「ボールの動きがクレイジーだ」「究極のフリスビー」と驚きの声が上がった。