ダルビッシュ「自分に鞭打って投げたい」 6回4失点で8敗目、終盤へ決意
6回4失点と力投も味方の援護なく敗戦投手に
■ドジャース 4ー0 パドレス(日本時間27日・サンディエゴ)
パドレスのダルビッシュ有投手は26日(日本時間27日)、本拠地のドジャース戦に先発し、6回4失点で8敗目を喫した。腰の張りからの復帰登板で6回まで力投したが、打線の援護に恵まれなかった。試合後は「最初の3イニング、4イニングくらいは気になるところありましたけど、最後の2イニングはいい感じで投げられた」と手応えを口にした。
初回から2イニング連続で3者凡退。順調な立ち上がりを見せたが、3回に先制点を奪われた。無死一塁からバーンズに左中間への2ランを被弾。さらにターナー、シーガーの連続二塁打で3点目を失った。4回は先頭ポロックの三塁打からベリンジャーの右犠飛で追加点を奪われ、6回の打席で代打を送られた。
前日、チームは延長16回、5時間49分の死闘を戦っており、ダルビッシュは「昨日あんな長い試合でブルペンを使いまくった状況だったので、前回みたいな即降板はやっちゃいけない、なんとか長いイニング投げたいと思ってた」という。負け投手にはなったものの、復帰登板で6回102球を投げた。
腰の張りで15日(同16日)に今季2度目の負傷者リスト(IL)入りしたダルビッシュ。離脱期間中には、ロスチャイルド投手コーチが解任され「自分が2か月、普通に投げられていればああいうことにはなっていなかったと思うので凄く責任を感じています」。今季も129試合が終わり、残り33試合。「今日も球速なかなか出ない状況でしたけど、こういう状態でも残り1か月ですから、自分に鞭打って投げたいと思います」と決意を口にしていた。
(Full-Count編集部)