前田健太、右肘手術が決定 指揮官が語る33歳の決断「ケンタはベストと納得」
9月2日に右肘手術を受けることが決定、今季中の復帰は絶望的に
右前腕の張りで10日間の負傷者リスト(IL)入りしたツインズ・前田健太投手が、9月1日(日本時間2日)にテキサス州ダラスで右肘の手術を受けることが決まった。ロッコ・バルデリ監督が27日(同28日)の本拠地・ブルワーズ戦前の会見で明かしたもので、トミー・ジョン手術など具体的な手術内容は術中に決まるという。今季中の復帰は絶望的となった。
エースの戦線離脱。バルデリ監督は「ケンタは今年はもう投げることはない。今季残りは終了だ」と無念の表情で打ち明けた。手術はスポーツ整形外科の権威、キース・マイスター医師が務める。「手術がどんな方向に向かうかは現時点ではまだ分からない。マイスター医師が自身の目で確認してみるまでは。トミー・ジョンも選択肢の1つだ。それ以外にも複数の選択肢がある。手術は誰にとってもやりたくないことであるが、ケンタはキャリアにベストなことだと納得しているようだった」。
手術内容が決まってないだけに、復帰時期も未定だ。「いくつかの選択肢があるため、来季の復帰時期については今の時点で話すことはできない」とバルデリ監督は明かした。開幕投手を務めた今季は今季は21試合登板し、6勝5敗、防御率4.66で終えた。「手術をするという決断はなされた。私が持っている全ての情報を鑑みて、これは間違いなく正しい判断だと思っている」。指揮官は前田の万全の復帰を願った。
(Full-Count編集部)