「ヨシー!どんなもんだい!」 筒香嘉智の“激走”適時三塁打で地元実況がドヤ絶叫
地元放送局の実況ブラウン氏「三塁も行けるか! ヨシー! ツッツゴー!」
■カージナルス 4ー3 パイレーツ(日本時間28日・ピッツバーグ)
パイレーツの筒香嘉智外野手は27日(日本時間28日)、本拠地のカージナルス戦に「6番・右翼」で2試合ぶりに先発出場し、5回の第2打席で中越え適時三塁打を放った。3打数1安打1打点1四球で打率.189。チームは3-4で競り負けた。
またもバットで存在感を見せた。3点を追う5回無死二塁、通算130勝左腕ハップのスライダーを中越えへ。中堅の名手ベイダーの頭上を越える適時三塁打となった。三塁打は今季初でメジャー通算2本目。2試合ぶり先発起用で首脳陣の期待に応えた。
前夜の代打弾に続いて勝負強さを見せた。地元放送局「AT&Tスポーツ・ピッツバーグ」の実況グレッグ・ブラウン氏は、大興奮で伝えた。
「センター上空へ上がった! ベイダー下がる! 越えた! ツツゴウがセカンドへ向かう! 三塁も行けるか! ヨシー! ツッツゴー! トリ、トリ、トリプル! どんなもんだい!」
「キャリア2本目の三塁打! 日本から来た男による一打だ!」
パイレーツなどで通算105勝を挙げた解説のボブ・ウォーク氏も「とても素晴らしい」「良い感触だったはずです。外野での打球処理でいくつか難がありましたが、打点を挙げて埋め合わせをしました。そして良い走塁でした」と賛辞の言葉を並べた。
この日はメジャー初の右翼守備に就き、4回の守備中にはファウルボールで体ごとスタンドイン。攻守でハッスルプレーを見せた。新天地で存在感を見せている。
(Full-Count編集部)