大谷翔平の今季は「史上最高」 40発&19盗塁&8勝に米識者「一体これは何?」
FOXスポーツアナリストのバーランダー氏が「史上最高のシーズン」をピックアップ
今季ここまで41本塁打でメジャートップを走っているエンゼルスの大谷翔平投手。打者としてだけでなく、投手としても19試合に先発して8勝1敗、防御率3.00と好成績を残しており、米球界でもその一挙手一投足で大きな注目を集めている。
歴史的なシーズンを送っている大谷だが、米識者からはMLBの歴史から見ても、最高のシーズンの1つだとの声が挙がっている。米テレビ局「FOXスポーツ」の公式ツイッターはアナリストを務めるベン・バーランダー氏による「MLB史上最高の5つのレギュラーシーズン」と題した動画を公開。球史に輝く偉業とともに、大谷の今季が取り上げられている。
5つのシーズンの中で、大谷の2021年を挙げたバーランダー氏。動画の中で「2021年のショウヘイ・オオタニをこのリストに入れないわけにはいきません。40本でメジャー本塁打王で、OPSは1.000を超えています(27日現在)。これは注目に値することです。彼はしかも盗塁も19個記録しています。パワー、スピード、ピッチング、100マイルの球を投げる、いったいこれはなんなんだ? どうやったらそんなことが可能なのか? といった感じです」と、驚きを口にしている。
大谷の2021年以外にバーランダー氏が挙げたのは、ミゲル・カブレラが3冠王とMVPに輝いた2012年やジャッキー・ロビンソンが新人王を獲得した1947年、ボブ・ギブソンがMVPとサイ・ヤング賞に輝いた1968年、バリー・ボンズがMVPとなった2001年。同氏は「史上最高のシーズンについて話題にするときに、今年のショウヘイ・オオタニの話をしていないなら、あなたは間違っています」と語っていた。
(Full-Count編集部)