智弁学園の主砲・前川がプロ志望明言「岡本さんのように」 今大会2HR&7打点

智弁学園・前川右京【写真:荒川祐史】
智弁学園・前川右京【写真:荒川祐史】

チームは敗戦も自身は3安打、大会通じて打率.455の活躍

 第103回全国高校野球選手権の決勝が29日に行われ、初優勝を狙った智弁学園(奈良)は智弁和歌山(和歌山)に2-9で敗れた。今大会2本塁打を放ち、この日も3安打を放ったプロ注目の強打者・前川右京外野手(3年)は試合後、「目標にしていたので、プロ野球の世界に行って活躍したい」とプロ志望を明言した。

 頂点には届かなかったが「何ひとつ後悔はない」とスッキリした表情の前川。報道陣から進路について問われ、力強くプロ志望を宣言した。智弁学園の先輩でもある巨人の主砲・岡本和真内野手の名前を出し「岡本さんのように柔らかい打撃ができるような選手になりたい」と誓った。

 決勝は「1番・左翼」で先発出場し、初回の第1打席で中前打を放つと、5回2死での3打席目には右前へ。7回の第4打席にも右翼線への二塁打を放ち、4打数3安打と奮起した。大会を通じて打率.455、2本塁打、7打点とプロ注目の評判に見合った打棒を披露した。高校通算37本塁打のスラッガーは、日本一は叶わなかったが、憧れのプロの舞台での活躍を夢見て吉報を待つことになる。

(Full-Count編集部)

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