大谷翔平に「投票しないなんてありえない」 投票権持つ記者が“満票MVP”に太鼓判

「ニュースデイ」のヤンキース番記者を務めるエリック・ボーランド氏【写真:盆子原浩二】
「ニュースデイ」のヤンキース番記者を務めるエリック・ボーランド氏【写真:盆子原浩二】

大谷のことを語るメジャーリーガーは「みんな子どものようになる」

 ルースはレッドソックス在籍時の1915年から1919年までの5年間で18、23、24、13、9と白星を重ねる一方、本塁打は4、3、2、11、29。投手と打者の比重が変化し、投打両方で突出した成績を残した年はない。本塁打を量産するのはヤンキースに移籍した1920年からで、逆に登板機会はほぼなくなる。ボーランド氏は、投打両方で球界トップクラスのパフォーマンスを披露する大谷に驚きを禁じ得ないようだ。

「これは先日書いたことだけど、他の選手が彼について語る時、みんな子どものようになる。ヤンキースの選手たち、フェルナンド・タティスJr.、ブラディミール・ゲレーロJr.、ゲリット・コール、これらのスーパースターがみんなオオタニに畏敬の念を感じている。MVP投票で誰に入れるか話すことは許されていないけど……罰金を課されたりするのかな? ショウヘイ・オオタニに投票しないということは想像できない。私からすれば、彼は満場一致でMVPだね」

 ボーランド氏の見立てでは、大谷のMVP受賞は確実。焦点は満票受賞になるかどうかのようだ。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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