鷹リチャード、プロ初本塁打が満塁弾! 球団史上8人目の快挙「先輩方に感謝」
増井のストレートを捉えて左翼スタンド中段に運ぶ
■ソフトバンク ー オリックス(5日・PayPayドーム)
ソフトバンクのリチャード内野手が5日、本拠地PayPayドームでのオリックス戦でプロ初本塁打となる満塁弾を放った。
1点ビハインドで迎えた4回だった。柳田、デスパイネの安打、中村晃の四球で1死満塁となると、打席にはリチャード。フルカウントからの8球目。オリックス先発の増井が投じた真っ直ぐを捉えると、打球は左翼スタンド中段まで届くグランドスラムとなった。
リチャードは「先輩方が満塁で回してもらったチャンスだったので、とにかく結果で答えたい一心でした。変化球を意識していましたが、真っ直ぐに反応して捉えることが出来ました。素直に嬉しいです。初ホームランが満塁ホームランと、満塁で回して頂いた先輩方に感謝しかありません。切り替えて、ここからもっと活躍できるように頑張ります」と球団を通じてコメントした。
リチャードにとってはこれがプロ初本塁打。前日の試合ではプロ初安打、この日の1打席目の犠飛でプロ初打点をマークし、ついに初本塁打を放った。プロ初本塁打が満塁本塁打だったのはパ・リーグでは40人目で、1リーグ制時代を合わせてNPBでは史上88人目。球団では2017年5月2日の西武戦で放った甲斐拓也以来、8人目の偉業となった。