大谷翔平「最大のライバル」はなぜ打ちまくっている? 2本差肉薄…ペレスの“脅威”

2013年から6年連続で球宴出場、2019年にはトミー・ジョン手術

 堅守と強打を併せ持つ捕手として、2013年から6年連続でオールスターに選出。ゴールドグラブ賞には5度輝いている。2015年からは4年連続で20本塁打以上をマーク。さらに2017年からは2年連続で80打点を記録するなど「球界最高級のキャッチャーとして名を成していた」と輝かしい経歴を振り返る。2019年のスプリングトレーニングで右肘の靭帯損傷と診断され、トミー・ジョン手術を受けてシーズンを全休。コロナ禍の翌2020年にはキャリアハイの打率.333、11本塁打、32打点で3度目のシルバースラッガー賞を獲得した。

 過酷な扇の要を担いながら、なぜ打席でも頼もしいのか――。記事では「いつも自分の職業に細心の注意を払っているペレスは昨オフ、シェイプアップに力点を置いた。食事を改善し、ストレッチや柔軟性を高める運動を多く取り入れた」と一端を紹介。ペレスも「懸命に努力すれば、良いことが起こる。継続することだ。オフシーズンは最大限の努力をして、体に気を使い、試合をプレーするのに適した状態に自分を持っていくことを心掛けた」と語っている。

 今春にはロイヤルズと4年8200万ドル(約90億円)+1350万ドル(約14億8000万円)の球団オプションで契約を結んだばかり。選手の中には新しい成績を結んだ直後に成績が下がるケースも少なくないが、さらに上昇した今季に「ペレスが特別な別の理由」と記事では綴っている。「シーズン最後まで全力でプレーすれば、結果は後からついてくる。プレート付近にボールが来たらホームランを狙って様子を見るよ」と自然体の捕手は、大谷にとっては脅威の存在となってくる。

(Full-Count編集部)

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