「念のためタッチした大地さんが偉い」セーフの打者を“一転アウト”にした機転を称賛
アウトになった野村に同情の声も「これほんと難しいよな…」
■楽天 4ー0 日本ハム(9日・札幌ドーム)
楽天・鈴木大地内野手の好判断に、称賛の声が上がっている。9日に札幌ドームで行われた日本ハム戦。一塁を駆け抜けていったんはセーフになった走者に対し、タッチしてアウトにした“機転”に、ファンからは「大地の集中力すごいわ」「念のためタッチした大地さんが偉い」との声が寄せられた。
場面は7回。先頭の日本ハム・野村が放った打球を二塁手・山崎が好捕したが、一塁への送球が逸れた。野村はベースを駆け抜けてセーフに。しかし一瞬、二塁方向を向いたのを鈴木大は見逃さなかった。ボールを受け取ると、帰塁しようとした野村の体にタッチ。一塁塁審はアウトの判断を下した。
公認野球規則では「一塁をオーバーランまたはオーバースライドした走者が二塁へ進もうとする行為を示せば、触球されればアウトになる」と明記。今回は、野村の走塁が二塁への進塁の意思があると審判に判断された。このシーンを「パーソル パ・リーグTV」の公式YouTubeチャンネルが動画で公開。ファンからは「アピールした大地のファインプレー」「ちゃんと見てんよなぁ」「深谷塁審もよく見てた!」と賛辞。さらに「後ろ逸らしたと思ったら反射的に二塁に体動いちゃうよね、、」「これほんと難しいよな……」と野村に同情するコメントも見られた。