大谷翔平、3回2死から3連打で逆転許す 先制44号ソロも苦しい投球
勝てば両リーグでは1918年ベーブ・ルース以来103年ぶり2桁勝利&2桁弾を達成する
■アストロズ ー エンゼルス(日本時間11日・ヒューストン)
エンゼルスの大谷翔平投手は10日(日本時間11日)、敵地・アストロズ戦で「2番・投手」で出場した。2点リードの3回に2死二塁から3連打で3失点。逆転を許した。勝てばメジャー4年目で初の2桁10勝目に到達する。
2点リードの3回。アルトゥーベの左翼線二塁打など2死二塁とされると、ブレグマンの中前適時打で1点差。アルバレスの右翼フェンス直撃の適時二塁打で同点に追いつかれ、コレアの中前適時打で逆転された。
初回1死一、二塁のピンチでアルバレスを右飛、コレアを三ゴロに。2回無死一塁からはディアスのライナー性の打球を二塁・フレッチャーがわざと落とす好判断。併殺としてピンチを脱した。3回まで1奪三振無四球、7安打3失点。最速98.0マイル(約157.7キロ)。
バットでは初回1死で4試合ぶり44号ソロ。自ら先制弾を放ち、リーグの本塁打王争いで2位のブルージェイズ・ゲレーロJr.、ロイヤルズ・ペレスに2本差をつけた。
勝てば両リーグでは1918年ベーブ・ルース以来103年ぶりの同一シーズン2桁勝利&2桁本塁打を達成する。ニグロリーグを含めると、1922年にブレット・ローガンが14勝&15本塁打をマークして以来99年ぶりのMLB記録となる。
(Full-Count編集部)