「これは野球だぞ」「許容できない」本塁突入の走者を妨害する“タックル”に米激怒
オリオールズのアバッドが本塁を狙ったグリエルJr.に“わざと”ぶつかる?
■オリオールズ 6ー3 ブルージェイズ(日本時間11日・ボルティモア)
オリオールズのフェルナンド・アバッド投手が10日(日本時間11日)、本拠地でのブルージェイズ戦で前代未聞の“妨害行為”を見せ批判を浴びている。本塁突入の走者にタックルする行為にファンも「絶対わざと」「これは野球だぞ」と怒りの声を上げている。
問題のプレーが起こったのはブルージェイズの攻撃の6回だった。1死二塁からグリチャックが放った二塁へのゴロで二走・グリエルJr.は三塁へ向かった。二塁手・ジョーンズは捕球すると三塁へ送球したが暴投となり、グリエルJr.は一気に本塁へ。だが、投手のアバッドは暴投のカバーに向かう際に三本間でグリエルJr.にタックル気味にぶつかった。
グリエルJr.はその衝撃で吹き飛び、左手を抑えながら何とか生還した。このプレーでアバッドへの処分はなく、その後もプレーは続行された。これに対しカナダメディア「スポーツネット」公式ツイッターは「アバッドはなにをしているんだい?」とコメントを添え動画を公開した。
目の前の走者に“タックル”するアバッドにファンも「汚いどころじゃない」「絶対わざと」「明らかに当りにいってる」「これは野球だぞ」「こんな行動は許容できない」と怒りのコメントが多く寄せられていた。