大谷翔平、172キロ右前打で先制に貢献 登板翌日の安打に名物解説も「良いスイング」

第1打席で右前打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
第1打席で右前打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

敵地アストロズ戦で「2番・指名打者」で先発出場

■アストロズ ー エンゼルス(日本時間12日・ヒューストン)

 エンゼルスの大谷翔平投手は11日(日本時間12日)、敵地・アストロズ戦で「2番・指名打者」で先発出場した。初回の第1打席で右前打を放ち、3試合連続安打をマークした。

 初回無死一塁。今季10勝を挙げている右腕ガルシアから結果を出した。1ボール1ストライクから92.9マイルのフォーシームを右前へ打ち返した。打球速度106.9マイル(約172.0キロ)と、あっという間に外野へ抜けていった。

 地元放送局バリースポーツ・ウエストの名物解説マーク・グビザ氏は「良いスイングでした」と称賛した。1死後、大谷はウォルシュの左中間への先制適時二塁打で三塁へ進塁。続くレンフィフォのニゴロの間に2点目のホームに生還した。

 試合前まで両リーグ最多44本塁打。2位のブルージェイズ・ゲレーロJr.が1本差に迫り、3位のロイヤルズ・ペレスとも2本差だ。2試合連発で突き放したい。

 投打同時出場した前日10日(同11日)の同戦では今季2敗目を喫した。打者では初回に先制44号ソロを放ったが、投手では4回途中9安打6失点と乱調。両リーグでは1918年ベーブ・ルース(レッドソックス)以来103年ぶりの偉業は持ち越しとなった。今季は登板翌日に9本塁打を放っている。豪快弾に期待がかかる。

(Full-Count編集部)

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