メジャーで活躍できる日本人6選手は? 元阪神ジョンソン太鼓判の“セ5人&パ1人”

ジョンソンはメジャー復帰後も日本人選手に注目、大谷翔平は「とんでもないパワー」

 今季メジャーではエンゼルス・大谷が投打でフル回転。ア・リーグMVPの最有力候補に挙げられる活躍を見せている。所属リーグが違うとはいえ、ジョンソンも「リーグ最高の投手の1人であり、最高の打者の1人でもある。(MVP最有力候補で)間違いないよ。疑いの余地はないね。オオタニはとんでもないパワーを持っている。見ていて楽しいよ」と絶賛。さらにパイレーツ・筒香嘉智外野手についても「ピッツバーグですごく頑張っているよね!」。NPBからやってきた選手には注目しているようだ。

 では、ジョンソンが阪神時代に脅威を感じていた選手は誰だったのか。「スズキ、ヤマダ、サカモト」と広島・鈴木誠也外野手、ヤクルト・山田哲人、巨人・坂本勇人両内野手をピックアップ。「パ・リーグの打者とは対戦がなかったからね。対戦した相手では、間違いなくスズキ、ヤマダ、サカモト。この3人が1番難しかった相手だね。(NPB最強打者も)この3人のうちの誰かかな。彼らはメジャーでも活躍できる? もちろん。もちろんだよ」と太鼓判を押した。

 日本人投手では巨人・菅野智之の名前を真っ先に挙げた。「スガノは見ていて楽しいよ。ナイスガイでもある。オールスターの時に話す機会があったんだ。彼も野球の違いに慣れることさえできれば問題ないだろう。良いピッチャーになるだろう」。続けて「センガ、あとオオノが非常に良いなと思っている。オオノは非常に良いよ」とソフトバンク・千賀滉大、中日・大野雄大の名前を挙げた。

 日本球界と米球界の違いについては「日本はコンタクトヒッター(当てるのが上手い打者)が多いね。パワーはそれほどでもない。ここでは全員がホームランを打つんだ。でも日本は当てるのはとても上手い。それが1番大きな違いかなと思う」と力説した。メジャーで活躍できるまでに育ててくれたNPBへの感謝の思い。「PJ」は今後も日本球界に注目していく。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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